ヒデの読書遍歴
英語読書大好き、ヒデです。
僕は、幼少期から読書が大好きでした。
最近は英語かフランス語でしか読書をしないようになってしまいましたが、以前は、日本語の読書もかなりしていました。
小学生の頃、図書館で、江戸川乱歩の「少年探偵団」シリーズから読書の世界に入り、コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」シリーズに出会い、読書の世界から抜けられなくなったと記憶しています。
「シャーロック・ホームズ」の影響力は大変強力で、それからは、海外の翻訳ミステリーばかりを読むようになりました。
エドガー・アランポーのオーギュスト・デュパンや、アガサ・クリスティのポアロ、ミス・マープルといった名探偵に強い憧れを抱いていた小学生時代だったと記憶しています。
僕は、成長してからも、エンターテイメント小説が大好きで、社会人になって以後も、日本語での読書の6割程度はエンターテイメントだったと思います。
英語で読書している現在は、どちらかというといわゆる文学を好むようになり、マーガレット・ミッチェルの「風と共に去りぬ」やドストエフスキー四大小説が愛読書であることは別記事で紹介している通りです。
(マーガレット・ミッチェル「風と共に去りぬ」英語原書のレヴューはこちら)
(ドストエフスキー四大小説英語訳の読書会はこちら)
ヒデが「文豪ストレイドッグス」のファンに!?
このように、僕はライトノベルと無縁の人生を送ってきました。
ところが、最近、僕の読書仲間の一人であるミズさんから、文豪ストレイドックス(文スト)を勧められたのです。
僕が大好きなドストエフスキーやマーガレット・ミッチェル、幼少期に愛好した江戸川乱歩、エドガー・アラン・ポー、アガサ・クリスティらがキャラクターとして登場すると聞いたのです。
僕は俄然興味が湧きました。
結果的には、2026年3月現在、完全に「ニワカ」ではありますが、文ストの大ファンになり、ミズさんと文ストの読書会を実施していますので、その内容を紹介していきます。
メンバー紹介
まずは簡単にこの読書会のメンバーを紹介します。
・ヒデ(僕):男性。社会人。英語とフランス語の読書が大好き。現在は英語とフランス語でしか読書をしないが、2020年頃までは日本語でしか読書をしていなかった。江戸川乱歩「少年探偵団」シリーズから読書の世界に入り、コナン・ドイル「シャーロック・ホームズ」シリーズで完全に読書の沼にはまったことから、ミステリーを中心にエンターテイメント小説が大好き。SFやファンタジーも愛好。読書好きの人を見かけると見境なく話しかけ、自分のお勧めの本を紹介しようとする習性がある。ヒデと出会った人の9割はヒデを鬱陶しいと感じるが、1割程度ヒデの話しを好意的に聴く人がいる。
・ミズ:女性。中学生。たいへんな読書家。文スト好き。近所の公立図書館の児童書、ヤングアダルトコーナーに置かれた小説はすべて読破したという強者。小学校では図書委員長を歴任し、学校図書室の蔵書を一手に管理する。中学1年生当時、たまたまヒデと出会い、うっかり読書が好きと言ってしまう。そうしたところ、ヒデから、「これ面白いから」と早川書房の劉慈欣(リュウ・ジキン)三体三部作文庫版全5冊(1冊が結構分厚い)を押し付けられる。ところが、これをあっさり読了し、うっかり「面白かった」と言ってしまう。調子にのったヒデから、さらに、三体三部作を英語訳で読もうと言われ、現在、三体三部作英語訳読書会をヒデと二人で実施し、2026年3月現在進行中であるが、これは本ブログ記事とは関係がない。
ミズによる文ストの勧め
ミズ:ヒデさんからは、エンターテイメント小説のSFジャンルから、三体三部作という圧倒的に面白い作品を紹介いただきました。三体0や三体Xも読んでおり、大変楽しませていただいています。
ヒデ:まさか中学1年生であれだけの作品を読み通すとは、ミズさんは思った以上の読書家ですね。僕は、三体0や三体Xが未読なので、ミズさんがどんどん先行しているのを大変頼もしく思います。
ミズ:ヒデさんは、ことあるごとに人に本を勧めており、私もヒデさんからお勧めされた本を読んだのですから、ヒデさんも私がお勧めするものを読むべきだと思います。
ヒデ:…確かにそうですね。ときには他人から勧められた本を読むのもいいですね…
ミズ:私のお勧めは、「文豪ストレイドッグス」です。多くの文豪がキャラクターとして登場することから、読書好きであれば楽しめると思います。
ヒデ:それは小説なのでしょうか。
ミズ:漫画とアニメです。
ヒデ:僕は、小説しか読まないのですが…
ミズ:それでは、文ストのライトノベルがあるので、まずはそれを読んではいかがですか?
ヒデ:僕は、マーガレット・ミッチェルの「風と共に去りぬ」や、ドストエフスキーの四大小説といった、超ヘビー級の作品が好きなのですが…「ライト」って英語で「軽い」って意味ですよね。
ミズ:ライトノベルも小説であることには変わりないはずです。そもそも、「軽い」って何ですか?小説の価値は、面白さで決まるのであって、軽い重いとか短い長いで決まるものではないですよね。まさか、ヒデさんはライトノベルは小説ではないとでも言うんですか?
ヒデ:とんでもないです。僕は、ライトノベルに対して何ら偏見は抱いていません。ただ、最近、英語でしか読書をしていないのですが…
ミズ:文ストは海外でも人気で、小説版も英語訳があると聞いています。それを読んだらどうですか。
ヒデ:なるほど。それならば僕も読めそうです。それに、多くの文豪が出てくるという点は大変興味深いです。
ミズ:では、文スト小説版第1作「太宰治の入社試験」の英語訳を読んでみてください。
(ヒデが読んだ「太宰治の入社試験」英語訳はこちら)
Bungo Stray Dogs, Vol. 1 (light novel): Osamu Dazai’s Entrance Exam
ヒデによる Osamu Dazai’s Entrance Exam の読了
ヒデ:読了しました。
ミズ:いかがでしたか?
ヒデ:とても面白かったです。文豪たちが非常に魅力的なキャラクターになっていました。スピーディーかつスリリングなストーリーで、物語が二転三転し、息もつかせぬ展開だったと思います。
Doppo Kunikida(国木田独歩)とOsamu Dazai(太宰治)は、いずれもどこか、各文豪の作品の雰囲気を反映しつつ、魅力的で活動的なキャラクターになっており、会話が各キャラクターを反映してテンポよく感じました。
僕は、語り手であり文ストの主人公と思われるKunikida がお気に入りです。女性とのコミュニケーションが苦手なところが特に気に入りました。
ミズ:国木田独歩は文ストの主人公ではありません。
ヒデ:え…
ミズ:文ストの主人公は中島敦であり、「太宰治の入社試験」は中島敦登場以前の外伝的な位置づけです。
ヒデ:中島敦って、あの「山月記」とかの中島敦ですか!?
ミズ:そうです。オリジナルである漫画版では、中島敦が武装探偵社に入るところから物語が始まります。
ヒデ:武装探偵社って何ですか? まさか、Armed Detective Agency のことですか?
ミズ:武装探偵社を知らずに文ストを語ると、文ストファンに怒られますね。
ヒデ:日本語を読める気がしなくて…それと、僕はドストエフスキーが好きでドストエフスキーに対する興味から文ストに入ったところで、Osamu Dazai’s Entrance Exam にはドストエフスキーが出てこなかったのですが…
ミズ:ドストエフスキーは正編である漫画・アニメに登場します。
ヒデ:え…、このままライトノベルの英語訳を読み続けてもドストエフスキー出てこない?
ミズ:これは、しっかりと文ストの基本的なことを確認していく必要がありますね。
次回予告 ネタバレ全開で具体的な内容検討
こうして始まった僕とミズさんの文ストライトノベル英語訳読書会ですが、次回以降、「太宰治の入社試験」英語訳をもとに、文ストの基本的な設定や概念をオリジナル日本語と英語を比較し、ミズさんに教えてもらいながら、文ストの理解を深めていきたいと思います。



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