英語読書が出来るようになるまでーマインド編

英語学習

自由に英語読書ができるようになる方法

英語とフランス語の読書が大好き、ヒデです!

「海外小説が好きだから原書を読んでみたい」

「英語の本を読みたいけれど、難しそう…」

「途中で挫折してしまう…」

そんなふうに感じていませんか?

翻訳小説が好きであれば、原書を読んでみたいと思うことがありますよね。

せっかく学校で英語を習ったのですから、好きな小説の原書を読んでみたい。

好きな小説の英語訳を読んでみたいと思うことはあるのではないでしょうか。

僕は、2026年現在、40代ですが、30代後半に差し掛かって英語読書を始め、その魅力にとりつかれ、その後、約2~3年程度の期間で自由に読書ができるようになりました。

自己流で様々な紆余曲折を経て、最近では自分の読書スタイルが固まってきましたが、その過程はとにかく楽しいものだったので、その方法を皆様に共有したいと思います。

極論すると、

楽しく読めば英語で読書できるようになる!

という一言に尽きるのですが、もう少し詳しく説明していきます。

僕の読書事情

僕は、子供のころから翻訳小説が好きで、小学生のころは、福音館古典童話シリーズ、岩波少年文庫、偕成社文庫などの翻訳ものを愛読していました。

特に、偕成社の黒いカバーのシャーロック・ホームズシリーズや茶色いカバーのルパンシリーズは本当に大好きで、学生時代からいずれ原書で読んでみたいと思っていました。

現在の僕は、すでにシャーロック・ホームズシリーズはコナン・ドイルの英語原文をほぼ日本語と変わらないスピードで読めるようになっています。

また、英語読書にまったくストレスを感じておらず、シャーロット・ブロンテの「ジェイン・エア」やエミリーブロンテの「嵐が丘」、ディケンズ、カズオ・イシグロの作品群を心地よく読むことが出来るようになっています。

(ちなみに、ルパンシリーズは2026年時点で、フランス語原書の読書に挑戦中で、シリーズ全作品をフランス語で読み通したいと思っています。)

いろいろな方々と英語読書の話をすると、英語読書がうまくできず苦戦している方が多数いらっしゃるようです。

しかも、英語の本を読むのにストレスを感じていらっしゃる方も少なくないように見受けられます。

そこで、以下、僕が英語読書にストレスを感じることなく楽しめるようになった過程をご紹介したいと思います。

英語読書に必要なマインド

圧倒的に重要なマインドー読みたい

なにはともあれ、圧倒的に重要なのは、

「その本を読みたいという気持ち」

これに尽きます。

正直に言うと、僕自身は「本を読みたい」という気持ちだけで、英語読書に飛び込み、英語で本が読めるようになったと思います。

重要なマインド―楽しさ

次に、英語で読書することができるようになるのに必要なものは何かというと、ズバリ「楽しさ」。

精神的な要素が続いてしまって恐縮です(笑)

そもそも、英語読書をなぜやるのかといえば、「楽しいから」に決まっています。

英語読書がいかに楽しいものであるかについては、具体的な作品のレビューや読書会の記事を通じて、既にいくつかご紹介しています。

とにかく、僕にとって、英語読書は、日本語読書よりも圧倒的に楽しい読書なのです。

「楽しさ」は何によりもたらされるかですが、これは「好奇心」を満たすことによりもたらされます。

英語により表現されている面白いアイデア、魅力的なキャラクター、心に刺さる感情表現、息を飲む風景描写、これらの内容を知りたいと思う知的欲求こそが、英語読書の「楽しさ」の根源にあります。

そして、この知的欲求さえあれば、必ず、英語で読書できるようになります。

英語読書に不要なもの

逆に、英語読書に不要なものが二つあります。英語読書が出来るようになりたいと考えているのであれば、次の二つは絶対に排除するべきです。

  1. 英単語の暗記。
  2. 英文法のお勉強。

おそらく、この二つは、英語を「お勉強」と捉えた際の二つの柱となる要素ではないでしょうか。学生時代の僕にとってはそうでした。

(その結果、大人になった僕に残ったのは、英語が嫌いという感情だけでしたが(笑))

英語は言葉です。

好奇心を満たし、世界中のコンテンツを楽しむためのツールなのです。

そうすると単語の暗記や文法学習はとんでもなくナンセンスです。

優れたエンターテイメントツールであるはずの英語に対する冒涜ではないかとさえ思います(笑)。

英単語の暗記と英文法のお勉強の何が問題かというと、「つまらない」ということです。

少し考えればわかることですが、特定の文脈を離れた、無味乾燥な個別の英単語や英文法を知ったとして、何の好奇心が満たされるというのでしょうか。

極論すれば、内容を楽しむことができれば、英語など知らなくてもよいのです。

ただ、極上のエンターテイメントに触れるには確かに英語が必要です。

しかし、そこで必要なのは個別の英単語だけを暗記するとか、文脈と離れた英文法を勉強するなどといったことではないはずです。

なかには、英単語や英文法をマスターしてから英語読書をしたいという人がいるかもしれません。

しかし、それでは、「楽しみ」とは無関係なことに時間を使ってしまうことになります。

僕もそうですが、特に社会人の皆様はそんなに暇ではないのです!

楽しくないことに使う時間はありません。

直ちに「楽しい」ことを始めるべきなのです。

語彙力は重要

英単語の暗記が不要ということに補足です。

これは、英単語を知らなくていいということではありません。

英語を通じて読書を楽しむために語彙力は重要です。

しかし、英単語を個別に、苦行のようにして覚えても意味がないということです。

まず「楽しむ」過程があって、その楽しみの中で英単語が定着するようにすればいいのです。

決して「楽しみ」を後回しにしてはいけないということです。

英文法はナンセンス

英文法のお勉強ですが、これは、英語読書を楽しむという観点からはナンセンス極まりないものになります。

英語の中身を楽しむことさえできていれば、文法的な理解や説明は全く不要です。

ちょっと考えてください。

あなたが、外国人の英語話者と、ある共通の小説について英会話が盛り上がったとして、

「ここの現在完了形の使い方がいいよね」

「ここの進行形の使い方おもしろいよね」

なんて会話すると思いますか?

あなたが、外国人から、日本語で、日本語の小説についてそんなこと言われたらどうですか?

キョトンとしますよね。

そんなことより、

「どこを面白いと感じたんだ?」

「どのキャラクターが好きなんだ?」

ということの方が断然重要ではないですか?

ということで、英文法は英語読書に全く不要と肝に銘じていただきたいと思います。

英語読書ができるようになるためのポイント

とにかくその本を読みたいという気持ちで楽しくその本と向き合っていればいずれ英語読書はできるようになります。

そのうえで、僕の個人的な体験を基にすると、英語読書を出来るようにるためには、次の3つのポイントがあるといえると思います。

  1. とにかく先を読みたい、中身を知りたいと思える本を読む
  2. 最初は、中身を知っている本を選ぶ(日本語で読んだことがある作品が理想)。
  3. 現代小説の方が古典よりも望ましい。

読書好き、海外小説好きの皆様には、何度でも読み返したいと思える本が何冊かは思い当たるのではないでしょうか。

まずは、その中から一冊を選んでください。

その際、とにかく、これを読みたいという感情にしたがってみてください。

ただし、シャーロック・ホームズのような古典は、使われている英語が古く、語彙がやや難解であり、それらが若干楽しみの障害となります。

僕の場合は、短編集「シャーロック・ホームズの冒険」を最初の1冊にして、やや苦戦してしまいました。

最初の一冊には、現代小説を選ぶのが無難です。

最近の小説の英語の方が、古典よりも明らかにわかりやすいです。

最初の一冊としておすすめの本

最初の一冊に何を選ぶかは、完全に、皆様個人の趣味嗜好の問題であって、僕があえて口出しする必要はないですし、自発的に自分の内から湧き上がってきた興味でなければ、なかなか、楽しいと思えるものではありません。

ただ、中には、何を選んだらいいかわからないという方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、僕が英語読書最初の一冊としておすすめする本を2冊紹介します。

いずれも、皆様の好みに合致し、皆様の好奇心を刺激することが大前提です。

もし、テイストに合わないというのであれば決して無理に読もうとせず、ご自身の好みに合った作品を探してみてください。

“1Q84” by Haruki Murakam (村上春樹「1Q84」の英語訳)

“Never Let Me Go” by Kazuo Ishiguro (カズオ・イシグロ「わたしを離さないで」の英語原書)

いずれも英語は非常に平易で非常に読みやすいです。そのうえで、何よりも中身が素晴らしいです。

1Q84については、ネタバレしないようにレヴュー記事を書きましたので、こちらも参照してください。

村上春樹『1Q84』英語訳—英語多読初心者に絶対おすすめ【ネタバレ無し】
村上春樹『1Q84』英語訳を、英語多読初心者にもっともおすすめの英語多読素材として紹介する記事。面白さ、英文の深み、難度をネタバレしないようにしながら説明する。

1Q84 は上の記事で僕が勝手に村上ファンタジーと分類した作品の中で、特に読みやすい作品だと感じています。

ただ、語数は何と40万語!

ですが、ご安心ください。

村上ファンタジーのもつ非常にユニークで幻惑的な世界に引き込まれれば、わからない英単語の100個や200個どうでもよくなります。

Never Let Me Go はいわずとしれたカズオ・イシグロの代表作です。

英語が驚くほどシンプルですが、語られる内容の深みは圧倒的です。

その圧倒的な深みにより、知らない英単語や英文法があるなどといった些末な問題がどうでもよくなっていきます。

Never Let Me Go については、読書会の様子を既に本ブログで紹介していますので参照してみてください。

Never Let Me Go 1 ―選定理由―カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』スタイリッシュ英語読書会1
スタイリッシュ読書会の最初の検討課題図書 Never Let Me Go (カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』)について、なぜ、これを選んだのか。カズオ・イシグロの英文の魅力。Never Let Me Go 読書会の進め方について説明。

具体的な読み方については次の記事で

最初の一冊を選んで読み始めた後どのように読み進めていくべきかについては記事を改めて説明していきたいと思います。

(洋書を圧倒的にお得な価格で読むには、Kindle Unlimited)

Kindle Unlimitedにサインアップして無料体験に登録する
Kindle Unlimitedに登録すると、人気のシリーズ、ベストセラー、名作などに好きなだけアクセスして、シームレスなデジタル読書体験を実現できます。

(洋書の音源を圧倒的にお手軽かつお得に入手するには、Audible)

Amazon.co.jp: Audibleオーディオブック
Audibleオーディオブック ストアの優れたセレクションからオンラインショッピング。

コメント

タイトルとURLをコピーしました