(AIが生成したイメージ画像を使用しています。)
英語とフランス語の読書が大好き、ヒデです。
ドストエフスキー英語訳比較読書会。
僕とコウキ君で検討した『罪と罰』に続く2冊目が、
Demons
by Fyodor Dostoevsky
日本では『悪霊』の名で知られる、ドストエフスキー四大小説の一つです。
僕の個人的な感想ではありますが、『悪霊』の衝撃的な面白さは、『罪と罰』『白痴』以上です。
そして作品全体の完成度という点でも、
『カラマーゾフの兄弟』に決して劣らないと感じています。
なにより、僕は、『悪霊』の主要登場人物であり、謎めいた魅力をまとう圧倒的な美女リーザを愛しています。
(僕とコウキ君で実施している、ドストエフスキー英語訳比較読書会のコンセプトはこちら。)

(僕とコウキ君が実施している『罪と罰』英語訳比較読書会の最初の記事はこちら。)

1周目ではわからない
ただし、『悪霊』英語訳の読書には、非常に厄介な問題があります。
その凄まじい面白さが、1周目ではわからないのです。
『罪と罰』は、わかりやすく、スリリングなストーリーで、1周目から面白い。
『カラマーゾフの兄弟』も、特に後半、初めての読者を圧倒する怒涛の展開があります。
しかし『悪霊』は、巨大な仕掛けの大部分を読者に隠したまま進んでいく。
だから、多くの読者は、途中で、
「難しい」「なんだかよくわからない」
と投げ出してしまう。
なんとか読み終えてみても、
「難しい」「結局わからない」
で終わってしまう。
――とんでもない。
『悪霊』は、そこからなのです。
『悪霊』とは――概要説明
ありがちな概要説明
『悪霊』の舞台となるのは、19世紀ロシアのある地方のある町。
物語を彩るのは個性的な登場人物たち。
謎めいた存在感を放つニコライ。
暗躍するピョートル。
ピョートルの父である教養人ステパン・トロフィーモヴィチ。
ステパンの友人であり、ニコライの母であるヴァーヴァラ・ペトローヴナ。
元学生で思想の変遷を遂げたシャトフ。
謎めいた魅力をまとう圧倒的な美女リーザ。
1861年2月19日、農奴解放。
その何年か後――。
無神論。
革命思想。
ロシアにおける不安定な世相を背景に繰り広げられる怪奇で陰惨な事件の数々。
その背後に蠢くものの正体とは――。
歴史上の事実であるネチャーエフ事件に着想を得て書きあげられたドストエフスキーの大作。
こんな説明では何も面白さを伝えていない。だからネタバレ全開でいく。
これが一般的な『悪霊』の概略説明です。
ところが、この説明だけでは『悪霊』の面白さはほとんど伝わっていません。
この作品の真の面白さは、1周目、2周目、3周目と読書をかさねることで初めて明らかとなっていきます。
そこで、『悪霊』英語訳比較読書会は、メンバー全員、『悪霊』を一度読み終えた状態からスタートしました。
つまり、
ネタバレ、全面解禁。
ピョートルがどんな活動をするのか。
シャトフに何が起こるのか。
リーザは。
ニコライは。
この町でいったい何が起きたのか、最初から全部知っている。
その状態で、最初のページに戻る。
なぜそんな読み方をするのか。
理由は簡単。
『悪霊』は、ネタバレしてからが本番だからです。
ネタバレの先に『悪霊』の有するすさまじい面白さの実態が見えてくるのです。
3周目の読書を終え、メンバーたちとの濃厚な議論を経た今の僕にとって、
『悪霊』におけるもっとも重要な登場人物は――。
メンバー紹介
『悪霊』英語訳比較読書会は、僕、コウキ君、ロキさんの3名で、2026年2月から、同年10月にかけて、約8カ月の期間をかけ、全8回にわたって実施してきました。
まずは、メンバー紹介。
ヒデ(僕)――Pevear & Volokhonsky(P&V) 訳
男性。社会人。
英語とフランス語の読書が大好き。
英語もフランス語もただの”娯楽”としか捉えていない。
ドストエフスキー、トルストイの作品を英語訳で読み、ロシア文学の真の面白さに気が付く。
トルストイの『アンナ・カレーニナ』英語訳(約40万語)、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』英語訳(約35万語)を読了したところ、カタルシスが凄すぎて、それを誰かに語りたいあまり、英語読書の面白さを共有できるメンバーを求める活動を開始。
あっさりとコウキに出会い、ドストエフスキー英語訳比較読書会の実現にこぎつける。
ドストエフスキー作品の人間ドラマとしての面白さに魅了されている。
好きなキャラクターは、
『罪と罰』のドゥーニャ(女性)、
『白痴』のアグラーヤ(女性)、
そして、『悪霊』のリーザ(女性)。
あらゆる洋書をとにかく楽しく、面白く読むことしか考えておらず、学術的、歴史的、思想的な要素には一切配慮しない。
『源氏物語』ウォッシュバーン英語訳読書会をともにするヒナからは、親しみと、若干の蔑みを込めて「極論主義者」と呼ばれているところ、ヒデ自身はその呼称を気に入っている。
今回、ヒデが読むDemonsは、ドストエフスキーのニュアンスを、英語で、極めて正確に伝える、
Vintage Classics版のRichard Pevear & Larissa Volokhonsky訳(P&V訳)。
コウキ――マグワイヤ訳
男性。『悪霊』英語訳比較読書会当時、大学2年生~3年生。
英語・フランス語読書の ”Demon” 。
コウキは、英語多読開始後、わずか1年で本作『悪霊』英語訳を読了。
あまりの成長速度に戦慄したヒデは、本作に着想を得て、彼をDemonと恐れるに至った。
日本文学を愛好し、太宰治や三島由紀夫の作品を愛読。
大学1年生の時、英語の読書をしたいと考えていたところ、ヒデに出会う。
当時、薄っぺらな英語初学者向けの本を読んでいたことをヒデに激怒され、それを投げ捨てられる。
そのかわりに押し付けられた『Harry Potter and the Prisoner of Azkaban』(邦題『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』の英語原書、約10万語)をあっさりと読了。
(コウキ君が『Harry Potter and the Prisoner of Azkaban』をあっさりと読了した経緯について、詳細はこちら。)

以後、スタイリッシュ英語読書会を通じてカズオ・イシグロ作品の英語原書、村上春樹作品英語訳を次々に読破。
(コウキ君が参加しているスタイリッシュ英語読書会の記事一覧はこちら。)

ついには、ドストエフスキーの四大小説のうち、『Crime and Punishment』(『罪と罰』英語訳、英単語数約20万語)と本作『Demons』(『悪霊』英語訳)を、大学2年生の内に、あっさりと読了する。
ヒデとは異なり、学術的、歴史的、思想的な面にも一定の配慮をする。
ドストエフスキー作品の登場人物たちから語られる思想的な側面を重視する。
好きなキャラクターは、
『罪と罰』のソーニャ(女性)、
『悪霊』のダーシャ(女性)。
コウキが読むDemonsは、わかりやすく正確な英語訳に定評のある、
Penguin Classics版Robert A. Maguire訳(マグワイヤ訳)。
(ヒデとコウキがそれぞれ、なぜ、その英語訳を選択したかについては、次の記事を参照。)

ロキ――日本語訳アドバイザー
女性。ヒデの同業者であり、長年の読書友達。
ヒデを親しみと若干の蔑みをこめて「ヘンタイ」と呼んでいる。
いつも読書の話が盛り上がりすぎて、腐れ縁を断ち切れない。
ヒデと同じく、ドストエフスキーやトルストイといった重厚なロシア文学を好む。
英語が読めないわけではないが、ヒデがいくら勧めても英語では読もうとせず、かたくなに日本語訳を読む。
ロシア語をたしなむ。
源氏物語も愛好。『源氏物語』ウォッシュバーン英語訳読書会に、原文と現代日本語訳を携えて参戦(あれ、英語は?)
(ロキさんに参加いただいている『源氏物語』ウォッシュバーン英語訳読書会の記事はこちら。)

ヒデに懇願され、ヒデ、コウキとほぼ同時期に新潮文庫、江川卓訳『悪霊』により、1周目の読書に着手し、読書会前に1周目を読了。
『悪霊』英語訳比較読書会には、複数の日本語訳『悪霊』を携え参戦。
英語訳の対比に日本語訳の側面から助言する。
つまり、日本語訳アドバイザーである(え、これ、英語読書会じゃないの?)
歴史的・学術的な側面を重視する。
『悪霊』においてもネチャーエフ事件との精密な対比を試みる。
緻密な読解と、思想面に対する深い理解によってヒデの極端に偏った読解の是正に一役買うことが期待される。
メンバーの共通認識――1周しただけでは腑に落ちない。
まず、この3人が、とりあえず、各自『悪霊』英語訳(?)を1周した後の印象を紹介します。
1周した感想
ヒデ:
僕は、2025年10月、P&V訳のDemonsの読書を開始し、同年12月、1周目の読書を完了しました。
皆さん、1周してみた感想はいかがだったでしょうか。
『悪霊』って、ドストエフスキー四大小説の中で一番難しいと思うのですが……。
コウキ:
それは間違いないですね。
Demonsは、英単語数約25万~26万語で、全3部構成なのですが、1周目の第1部は、いったい何の話かまったくわからず、率直に言って退屈に感じ、読み進めるのが相当たいへんでした。
ヒデ:
それでよく読み通せましたね。
コウキ:
……ヒデさんの圧力がすごくて、読み進めるしかなかったのです。
ヒデ:
コウキ君は、2025年11月頃、ペンギンクラシックスDemons(マグワイヤ訳)、1周目を読了し、当時、大学2年生でしたね。
大学1年生の2024年8月頃に英語多読を始めた純ジャパ日本人大学生としては、なかなかに、驚異的な成長なのではないでしょうか。
Demonsを僕とほぼ同時期に読み始めましたが、僕より1か月くらい早く読み終わっていましたよね。
コウキ:
第2部以降の怒涛の展開で、波に乗ることができてからはだいぶ読むスピードは上がったと思います。
ヒデ:
1周目読了時の率直な感想はいかがだったでしょうか。
コウキ:
最初、誰が重要人物なのかすらわかりにくく、非常に苦労しましたが、第2部、第3部と、様々な出来事が重なっていくにつれ面白くなっていきました。
ただ、第3部の後半、物語終盤で、いったい何が起きているのかを掴み切れなかったように思います。
また、最後の結論が、とても淡泊に感じ、「え、なんで!?」という感じで終わってしまいました。
ヒデ:
ラストに物足りなさを感じたのですね。すごくよくわかります。
そこまでの怒涛の展開に比べて、結論には、少し、キョトンとしてしまいますよね。
ロキさんはいかがだったでしょうか。
ロキ:
私も、ヒデに誘われて、ヒデとほぼ同時期に読み始めた。
その後、『悪霊』英語訳比較読書会の直前、2026年1月頃に新潮文庫、江川卓訳で、1周目を読了した。
日本語で読んでも普通に難しかったぞ。
なにが言いたいのか、何が起きているのか把握しづらい。
ただ、私は、ドストエフスキーという作家を信頼しているし、こういう歴史的、思想的に何かを秘めていそうな物語を深く読み込むのは好きだから、全然、苦にはならなかったけどね。
ヒデ:
1周読んでみての感想はいかがでしたか?
ロキ:
後半における怒涛の展開は、すごく面白い物語のように感じた。
ただ、そうなんだけど、私自身、何かを理解し切れていないという漠然とした気持ち悪さはあったな。
コウキ君が指摘する通り、怒涛の展開の後の結論が、どうにも腑に落ちなかった。
ヒデに言われるまでもなく、これは、2周目を読まないとダメだと思った。
ドストエフスキー四大小説他作品との比較
ヒデ:
『罪と罰』他、ドストエフスキー四大小説の他作品と比較していかがだったでしょうか。
コウキ:
『罪と罰』は、非常にスリリングな展開で、かなり早い段階から物語の世界に没入できます。
ラスコーリニコフをはじめとした個性的なキャラクター達が印象的で、読むのに苦労はなく、1周目の読後感としても、とても面白かったです。
ところが、『悪霊』は、最初から、この話が、いったいどこに向かっているのかがわからなかったです。
誰が誰について何のためにこんな話をしているのかがわからない。
誰が重要人物かわからない。
そんなもどかしさがありました。
ロキ:
『罪と罰』や『白痴』はわかりやすく面白いし、その上に、深い。
『カラマーゾフの兄弟』も、前半の重厚な思索的文章と、後半の圧倒的な展開が素晴らしい完成度になっていることは1周目の読書である程度わかる。
それに比べ、『悪霊』は1周目では正直何もわからないに近い。
この点、他の作品と比べて、わかりにくく、難解という面は否定できないと思う。
ヒデ:
そうですよね。
1周目の読書において、
『悪霊』が非常に難解に感じ、
その結末が腑に落ちないものとなっていること、
ドストエフスキー四大小説における他の3作品と比べた時に、非常にわかりにくくなっていることは、
僕たちメンバー3人で認識が、共通していました。
2周してみると――ものすごく面白くなる。
しかし、2周目、『悪霊』は、ものすごく面白くなります。
しかも、僕の場合、コウキ君、ロキさんという圧倒的読解力を有する稀有の読書家たちとともに2周目の『悪霊』を味わったのです。
読書会に向け、細心の注意を払って読み進めると、細部が見えてくるようになります。
いつ、どこで、何が起きるのか。
誰に何が起きるのか。
それを知ったうえで読み直すと、1周目には何でもないように見えた会話が、まったく違う意味を帯び始めるのです。
1周目では「何気ない会話」にしか見えなかったものが、2周目には恐ろしい意味をもつ。
何気ない出会いが決定的な意味を持つ。
ある人物が口にした、ほんの短い一言が不気味に響く。
『悪霊』という巨大な仕掛けの歯車が、実は冒頭から回っていたことに気づくのです。
そして3周目――驚愕する。
約8カ月、全8回に及んだ『悪霊』英語訳読書会。
その後半で、僕は、3周目を読了しました。
2周目で細部まで認識した状態で3周目に入る。
コウキ君、ロキさんとのとんでもなく深い議論と並行しての3周目でした。
とんでもないものが見えてくる。
「なんでこんなものを書けたんだ?」
と驚愕する。
ドストエフスキー、何なんだこの作家は。
――まごうことなき天才。
『悪霊』を読み込んでいくと、本当にそんな気分になります。
僕は、断言します。
『悪霊』の凄まじさは、「難しい思想小説」と言う面にあるのではない。
『悪霊』について調べれば、革命思想やニヒリズム、無神論、19世紀ロシア思想史との関係など、いくらでも難しい議論が出てきます。
もちろん、人によって、それらは重要なのかもしれません。
しかし、この読書会で僕がまず伝えたい『悪霊』の凄さは、もっと単純です。
物語として、猛烈に面白い。
『悪霊』の恐怖は、怪物が出てくるようなホラー的な恐怖ではありません。
人間そのものが「悪霊」の媒体になっていく。
読み込めば読み込むほど、人間そのものが恐ろしくなる。
『罪と罰』読書会とは、方向性を変えます
僕とコウキ君とは、2025年12月まで、『罪と罰』英語翻訳比較読書会を実施していました。
(『罪と罰』英語訳比較読書会の記事一覧はこちら。近日更新予定。)

こちらでは、英語でドストエフスキーを読む面白さを、できるだけわかりやすく伝えることを重視しています。
特に『文豪ストレイドッグス』からドストエフスキーに興味を持った人にも、
「ドストエフスキー原作の『罪と罰』を読んでみたい」
「英語訳なら『罪と罰』読めるかも」
と思ってもらえるような読書会を目指しています。
しかし。
『悪霊』英語訳では、方向性を変えます。
徹底的に深く潜ります。
僕が、ロキさんをアドバイザーに迎え、日本語訳を参照することも辞さない覚悟を決めたのはそのためです。
ドストエフスキーの作品は、ロシア語で読むことができないのであれば、英語で読むべきです。
英語訳によって、わかりやすく、正確にドストエフスキーのイメージが伝わってくるのです。
さらに、複数の英語訳を比較すれば、作品を一層立体的に理解することが可能になります。
このことは、『罪と罰』英語訳比較読書会でも明らかにしていきます。
しかしさらに、深く、深く、潜るには。
日本語訳を対比することが有益なのです。
ロシア文学の日本語訳には非常に多くの問題点があります。
日本語訳では、日本語という言語そのものの問題により、ドストエフスキーのイメージに近づくことができません。
しかし、それでも、日本語訳の有する問題点に英語で光を当て、深く検討することで、ドストエフスキーの理解が圧倒的に深まるのです。
日本語訳になぜそのような問題が生じるのか、英語訳と対比して考えることを通じて、ドストエフスキーの真意に迫ることができるようになるのです。
(このことの具体例として、以下の、僕とロキさんが、『白痴』の翻訳について対談している3つの記事をご参照ください。)



徹底的に深くもぐる。
それが、この『悪霊』英語訳比較読書会のコンセプトです。
『悪霊』英語訳比較読書会の進め方
この読書会では、ネタバレを一切気にしません。
『悪霊』英語訳比較読書会の記事は、最初から最後までネタバレありです。
したがって、このブログ記事は、
すでに『悪霊』を1周以上している方
あるいは、
ネタバレをまったく気にしない方
に読んでいただくことを前提とします。
しかし、ご安心ください。
『悪霊』は、結末を知ったくらいで面白さを失う小説ではありません。
逆です。
結末を知ったところから、本当の『悪霊』が始まります。
『悪霊』はネタバレされても、びくともしない。
誰に何が起きるかを知っている。
それでも面白い。
いや、
知っているからこそ面白い。
「あの台詞は、そういう意味だったのか」
「この人物は、ここで既に……!」
「ということは、あの場面は……!?」
ページを戻る。
確認する。
別の訳を対比する。
また戻る。
そして、ぞっとする。
『悪霊』は、そういう読み方に耐えるどころか、
そういう読み方をした瞬間にこそ本性を現す小説なのだと思います。
一度読み終えたあなたへ――もう一度、最初のページを開こう
既に一度『悪霊』を読み終えたことがある皆様。
ニコライ・スタヴロギンを知っている。
ピョートル・ステパノヴィッチ・ヴェルコヴェンスキーを知っている。
ステパン・トロフィーモヴィッチ・ヴェルコヴェンスキーを知っている。
そして、あの結末を知っている。
だったら準備は十分です。
僕たちと、もう一度、最初に戻りましょう。
今度は、なんだかよくわからないということはありません。
誰なのかわかっている。
何が起きるのか知っている。
だから今度こそ、
ドストエフスキーが何をしたいのか見えてくる。
僕、こと、ヒデはヴィンテージクラシックスからPevear & Volokhonsky(P&V訳)。
コウキ君はペンギンクラシックスからMaguire(マグワイヤ訳)。
ロキさんは日本語訳。
三つの視点を持ち寄り、『悪霊』の真髄に迫っていきたいと思います。
僕たちは、何度も同じ言葉を口にすることになります。
「こんなところにこんなことが書いてあったのか」
「なぜ1周目に気づかなかったのか」
そして最後には――
「まさか――」
『悪霊』を一度読んで、
「難しかった」
「よくわからなかった」
と思った人にこそ、この読書会を届けたい。
あなたが読んだ『悪霊』は、まだ入口にすぎない。
ネタバレしてから英語訳で読む『悪霊』
――Demons
こそが、本番です。
『悪霊』英語訳比較読書会。
ご期待ください。
(ドストエフスキー英語訳関連記事の一覧はこちら。)

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